少し前の話なのですが…
以前コンブリオに通っていたお子さんたちが、久しぶりに来室する機会が続きました。
その中のある一人がやってきたときのことです。
その子は、最近のことを話しながら、折り紙を折り始めました。
話題になったことは、感心すること、喜ばしいこと、驚くこと…。
色々ありました。
その子の成長を感じながら聞いていて手元を見ると、先ほどの折り紙は少しずつ姿を変えていきます。
しばらくすると、写真のドラゴンが完成しました。
時間はおおよそ40分。何も見ずに作りました。
「何度も折っているから、もう覚えました。だいたい毎回40〜45分くらいかかるかな」
もともと手先が器用なお子さんではありましたが、こんな細かな作業ができるようになっていたんですね。
そして、何より折り紙をしているときの表情は柔らかい!
それ以前が硬かったわけではないのですが、好きなことをしているときは声のトーンも気楽で優しくなります。
そんな優しい一面を見つけることができたひと時を一緒に過ごせたことがとても嬉しかったです。