2010年12月29日水曜日

年末年始休業のお知らせ

コンブリオは、12/29(水)〜1/3(月)まで年末年始のお休みとさせていただきます。
新年は1/4(火)よりスタートいたします。

今年一年、たくさんのお友達とたくさんの方々とふれあう機会がありました。
来年も、一人でも多くのお子さんが安心して学ぶことの楽しさをもてるように応援していきたいと思います。

2010年12月20日月曜日

母と子のコミュケーションサポート(2)実施いたしました

本日、母と子のコミュケーションサポート第二回「子どもの学習パターンをみてみましょう」を実施いたしました。報告は専用ページからご覧ください。

2010年12月17日金曜日

とっても あたたかい プレゼント

今日、とっても素敵なプレゼントをいただきました。
全部手作り!! かわいいカードとピコピコ動くカエルのお人形です。

我が家の下の子(2歳)へのプレゼントということで、コンブリオに来て下さっているお子様とお母様からいただきました。
なんと、封筒まで手作りなんですよ。
とっても、心あたたまるプレゼントです。
皆さんにも、このあたたかさが伝わりますよ〜に(^^)Yukie

2010年12月14日火曜日

母と子のコミュケーションサポート(2)

今回は「母と子のコミュケーションサポート事業」のお知らせです。
「子どもの学習パターンを見てみましょう」

日時 2010年12月20日(月) 10:00~12:00
会場 井草区民事務所2階(杉並区下井草4-30-2) 下井草会議室 洋室2

詳しくは、こちら(チラシ)をお読みいただくか、
またはこちら(専用ページ)をご覧ください。
お問い合わせ・お申し込みお待ちしています。

2010年11月28日日曜日

親のこころのたどり着くところ!? 〜診断名の枠をこえる〜

こんにちは!
あっという間に今年も残すところ あと一ヶ月になってしまいましたね。
本当、年齢を重ねるにつれて、一年間の早いこと早いこと(^^)

さて、今日は、お子様の診断名について、どのように受け止めていくかというお話です。
多くのお母様は、お子様の気難しさや、ちょっと人と違った行動について気になって、何かしらの相談機関での相談を経て、病院で診断されるという流れでのようです。

診断名がつくことで、診断された子どもの周囲の方々が、特性に合った対応が出来るようになる反面、”この子は、こういう子だから”とその子の持つ可能性までを否定してしまうケースが見られます。

診断名は、その子の傾向を知る大きな示唆で重要な役割を果たしていますが、人は一人ひとり違うので、マニュアルの通りでは上手くいきません。

お子様の行動を今一度、診断名という枠をこえて、見直してあげて見て下さい。
今よりも、こころが通じ合うことが沢山あるはずです。 Yukie

2010年10月26日火曜日

怒りの感情について:健康的な感情の場合と注意が必要な場合

こんにちは(^^)
最近、めっきり寒くなってきましたね。
みなさん、お元気にお過ごしでしょうか。

さて、今日は怒りの感情について触れてみたいと思います。
なぜ今、「怒り 」なのかですが、最近、怒りがあるにもかかわらず我慢に我慢を重ねて頑張ってしまっている方が多いと感じるからです。

誰でも、怒りの感情はあります。自分の怒りは相手の怒りを生み出し、怒りの感情=よくない感情となりがちのようです。しかし、怒りの感情の否認を続けることは、それはそれで大きなストレスになります。

そこで、健康的な感情としての怒りと注意が必要な怒りの違いについてです。
健康的な怒りは、純粋に怒りで、後まで何日も引きずることはありません。その場かぎりのものです。
注意が必要な場合は、怒りが何日も頭から離れない、自分の無力感に繋がっていく等のように、後まで引きずっているケースです。この場合は怒りが問題というより、怒りの陰に悪循環に陥る大元の原因が隠されていますので、しっかりと原因を見ていく必要があります。

怒りの感情も自分の一部です。
否認をせず、自分の怒りを感じることで、次のステップへと進み、新たな可能性が見えてきます。

Yukie

2010年9月27日月曜日

母と子のコミュニケーションサポート

コンブリオでは、親子のコミュニケーションがよりよくなっていくことを願ってこんな事業を企画しました。


子どものユニークな個性とともに ~ 枠を外して見つめよう ~ 
「発達障害だから…」という枠を外して我が子を見ると、
どんな個性が現れるのでしょうか。  
 一人一人がもつユニークな個性を活かし、
親子が自己肯定感をもって生き生きと元気よく過ごすことができるきっかけづくりにしてみませんか。

日時 2010年10月8日(金) 10:00〜12:00
会場 井草区民事務所2階(杉並区下井草4-30-2) 下井草会議室 洋室2

大きな地図で見る

会費 無料
対象 発達障害のあるお子さんの保護者
定員 12名
申込 10月1日(金)より お電話にて

詳しくは、こちらをご覧いただくか、
コンブリオまでお問い合わせください。
お問い合わせ・お申し込みお待ちしています。


2010年8月6日金曜日

親のこころのたどり着くところ!? その2

前回に引き続き、今回は親子を取り巻く周囲との関係についてです。

通常学級にお子さんが在籍している親御さんにとっては、子どものテンポに合わせることは、勇気のいることばかりです。学校との関係・友達との関係・ご近所との関係・・・・
社会生活が苦痛になってしまうほど、自分自身、子ども、そして家族が、肩身が狭くなった様な感覚に捕われがちです。

人はみんなと(ある程度)同じであると安心を感じることが多いかもしれません。
みんなと違うということに孤独を感じることもあります。人によっては優越感かもしれませんが、どれも本当の自分であることへの抵抗に感じられます。
本当の自分であるより、自分自身を制限し、想定の中の安全な範囲において、自分を守ろうと多大な力を注いでいるのです。

ですから、発達障害のお子さんを持つ親御さんには、このことをしっかり心に留めて、勇気とやさしさをもって、親子で本当の自分であることを大切にしていってほしいと願っています。
少しずつ、違った可能性に心を開いて、そこから周囲を見ると、きっと違った世界が見えてきます。そして、愛情あふれる人間関係をたくさん作っていきましょう。 Yukie

2010年7月28日水曜日

これを目印に来てくださいね!

コンブリオでは、通って来る生徒さんや保護者の方、
ご面談にいらっしゃる方々に目印になるものを用意しようと
小さな表示看板をつくりました!

ホームページやパンフレットなどに使っている
雰囲気に合わせてみました。

こんな感じです。じゃ〜ん!!


神戸にあるお店にお願いしてつくっていただきました。
イタリアの職人さんによる手作りです。
独特の色合いもちょっと自慢です。
見かけたときはよろしくお願いします。

2010年7月21日水曜日

親のこころのたどり着くところ!? その1

毎日暑いですね。
みなさん、元気にお過ごしでしょうか?

さて、今日は様々な悩みを抱えながらも前向きに過ごしていらっしゃる保護者の皆様が、少しでも楽に今を過ごせることを願って、親のこころのたどり着くところを書いてみます。
なにかヒントになると良いのですが・・・

どの親御さんも我が子の幸せを願っています。これはまぎれもない事実です。
周囲の反応や社会の枠で、親御さん自身も、周りに調和することに力をそそぎすぎてしまい、この気持ちが見えにくくなってしまいがちです。
そこで周囲の雑音に惑わされず、穏やかに我が子の幸せにこころを向けてみると・・・
不思議に、本当はどうでも良いことが沢山あることに気づきます。

周りに調和させようと、今すぐ無理になんとかしなくても、子どもの個性を活かしながら、急がず少しずつ理解していくと意外と楽しいものです。時間がかかったとしても最終的には、その子が社会の中で人への思いやりをもって、自分自身を肯定して表現していけたならばその個性は輝くのではないでしょうか。

私の経験から、特に学習については親の心構えが顕著に現れます。
子どもの人生がより豊になることを願って、文字や文章や計算にふれて、ただ単に学ぶことを楽しむことは重要です。今は○年生だから・・・なんて忘れて接してしまいましょう。
わかった時もわからなかった時も、ただその事実を認め、チャレンジしてわかった時の喜びを存分味わい楽むことができればそれで良いのです。実は” なにもかも ちゃんと”出来ていなくても大丈夫!! なのです。苦手な事柄も、楽しむことが出来るようになれば、その子のリズムで自然に伸びていきます。苦手なことでも楽しむことができるのです。
そして、楽しめることができるようになった分、人生が豊かになります。
お子さんを信頼して親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。

親御さんが一番大切にしているお子さんへの思いから、こころが 逸れなくなればなるほど、問題と思っていた問題が問題ではなくなってくるので、自信をもってお子さんと過ごしてくださいね(^^)

・・・そんなこと言っても周囲との問題は?   つづきは次回です Yukie

2010年7月18日日曜日

相談員について

最近、目の当たりにすることが多かった話です。

お子さんやご自身について相談したい人は、何らかの事情を抱えています。
その事情を変える・またはその事情を踏まえつつ改善できる糸口を求めています。

その相談者に対して、
社会の状況がよくないのだと囁き(煽り)、
学校や教育委員会との対決姿勢を促すかのような相談を進めるのはいかがなものでしょうか。

不都合が生じている制度やその運用について、
何らかの働きかけを続けることは、とても大切なことです。

しかし、その働きかけのみに時間と労力を費やしすぎたために、
学校との関係が悪化したり、
親・保護者が疲弊してしまったりする状況は、
「今」困っている子どもの環境を良くしていこうという方向性から逸脱しているように思えてなりません。

目先に仮想敵をつくることで、
相談者に見せかけの目標を提示する相談支援は、
相談の質にかかわるものだと思います。

相談員は、
相談者である親・保護者や子ども自身が、
自分の進むべく道について、(「今」をより良くしていくために)
周囲を信頼しながらも依存せず、
自分で決めていけるようなサポートをしていくものだと思います。
それが、今すぐではなく、長い先の話であっても、
見失ってはいけない目標です。


2010年7月1日木曜日

7月のお休み

7月も通常営業となります。
よろしくお願いします。

2010年5月29日土曜日

6月のお休み

6月は通常営業となります。
よろしくお願いします。

2010年5月1日土曜日

5月のお休み

定休日 および 8日(土)、11日(火)、12日(水)となります。

お問い合わせフォーム、FAXでの受付 はお休みの期間でも可能ですが、
お返事は休業日明けになります。
よろしくお願いします。

2010年4月24日土曜日

自閉症…改善?治る?

今月は、数多くのニュースの中に、
発達障害児(者)へ の治療・療育に関するものを多く目にしたように思います。
先日のブログで も紹介したものに続き、
気になる2つの記事を紹介します。

一つ目の記事は、
恐らく「治る」という表現が何らかの波紋をよんでいそうな内容です。
(「【解答乱麻】明星大教授・高橋 史朗 豊かな言葉がけ見直そう」 産経ニュース 2010/04/19 リンク)
いくつかの事例があわせて紹介されているので、
慎重に読み進める必要があります。
親子の関わりが、よい方向への足が かりになるのではないかという部分は、
決定的な好例ではないかもしれませんが、
絶対間違っているとも言い切れないものを感じます。

もう一つは、症状改善の一例です。
(「自閉症:オキシトシン投与で知的障害者の症状改善 金沢大」毎日新聞 2010/04/24 リンク)
 あくまで、ごくごく一つのケースのようです。
今後、効果を見極めること、
同様の見地に立って、症例をどれだけもつことができるか…がポイントかと思います。

2010年4月19日月曜日

早期教育効果

子どもの教育について、教員時代にも感じていたことでしたが、
実証する術が思いつかず、確証がほしいと思っていたことです。

「あ、 やっぱり。そうだよね!」
 というのが率直な感想です。

詳しくは(AERA 2010年4月26日号 こちら

2010年4月13日火曜日

コンブリオの支援

コンブリオでは、これまでご支援するお子さんの対象に
「通常学級に在籍する」という枠を設けてきました。
しかし、これまでにご相談・お問い合わせいただいた内容を検討し、
その枠を広げることにしました。

今後は、
LD、ADHD、高機能自閉症(アスペルガー症候群)といった特性があり、
学び方に工夫が必要だというお子さん。
時間をかけて取り組みたいお子さん。
に対して、自分が学ぶことへの喜びと自信がもてるように、
その学びのお手伝いをしていきます。
また、
「中学生になったら、見てもらえないの…?」
というご相談にもできる限りお応えしていきたいと考えています。

よろしくお願いいたします。

2010年4月2日金曜日

新年度スタート

今年度も学校で家庭で、自分に自信をもって、安心できる場所をもち、
笑顔でいられるお子さんが少しでも増えるように活動していきます。
よろしくお願いします。

さて、新年度スタートに伴い、
今月から個別学習指導にショートコースを設けました。
これまでにいただいたお問い合わせやご要望を検討したものです。
学習時間や月ごとの回数をコンパクトにしました。
詳しくはこちらをご覧いたくか、
お問い合わせください。
ご検討の材料にしていただければ幸いです。

また、定休日も変更いたします。
【定休日】 毎週日・月曜日、祝日、年末年始、お盆時期
となります。

今日から新しいお友達も増えます。
もう一人の笑顔がまた増えるように頑張ります。

今日4/2は、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」です。


2010年3月19日金曜日

コンブリオの生徒さん

今回は、コンブリオに通う生徒さんの一人についてです。
この生徒(男の子)さん、初めて会ったとき、
とても恥ずかしがり屋さんかな?という印象でした。
それでも話してみると、
自分のことについて、聞かれたことを思い出したり、
相手に伝わるように一生懸命答えようとしたりしていて、
とてもまっすぐで、優しい子なんだなと思いました。

その彼が、教室に来た第1回目。
「まずは、何ができるようになりたい?」と尋ねると、
彼は少し考えて、
「かけ算九九。7の段と8の段…」
と小さい声で答えてくれました。
「じゃあ、できるように練習しよう」
と最初はゆっくり、繰り返すことから始めました。
その日の授業時間が終わる頃には7の段がほとんど言えるようになりました。
彼にとっても、それは嬉しいことだったようで、
次も頑張ろう!と帰っていきました。

それでも、少し時間が空くと「あれれ…」というケースが多いのですが、
やはり、彼も次の回には、前回のようにはうまく唱えられませんでした。
「がっかりするのかな?」と思って見ていると、
もう一度、練習しようという仕草をします。
練習のやり方は前回、理解していたので、
その通りやってみます。
すると、2回目にして7の段達成です。
今まで数年なかなか最後まで言えなかった7の段。
ちょっと自信がなさそうなところ教え、
家での練習方法(家のお風呂には九九表が貼ってあるとか!)をアドバイスをしました。
「今度は8の段」
そういって帰りました。
お迎えにくるお母さんたちもその様子を心から褒めてくださいました。

そんな努力を繰り返し、8の段も達成。
時間をおいてもほぼ間違えることなく唱えることができるようになりました。
だからといって、全く不安がなくなった訳ではありませんから、
今後、定期的に確認の機会が必要だと思います。

彼の学習内容習得についての様子は、
短期記憶・長期記憶といった言葉を使って説明することができるでしょう。
今回は、その専門用語を使った表現ではなく、
彼のあきらめずにやってみようという努力に向いた姿勢と
その努力によって、彼の中に芽生えた自信を大切にしていきたいというご家族を中心とした
あたたかい環境をお伝えしたいと思いました。

コンブリオは、こういったお子さんが一人でも多く増えるようできる限りのお手伝いをしていきます。


2010年3月9日火曜日

今日ももちろん がんばっています!

表題の言葉は、NHK教育テレビで放送していた
「カラフル! ~世界の子どもたち~」の先週回のタイトルです。

この回の主人公は横浜市に住む小4の男の子です。
彼には自閉症という障害があります。
通常学級に所属していますが、校内通級にも通っており、
登校すると、それぞれのクラスの先生に挨拶をし、
休み時間になると、通級の友達と「静かで落ち着く」と遊んでいる様子も伝えられました。



自閉症という障害のため、
周りの友達と感じ方が違ったり、
場面や物語に登場する人物の気持ちが想像しにくいという特性が紹介されました。
実際に国語の時間の様子が映っていましたが、
周りの子が発言したり、聞いたりして授業が進む中、
どこか、遠い世界にいるような表情。
隣の席の友達に声をかけられて「はっ」とするような反応をするところもありました。
もし、授業の流れが耳に入っていなければ、
よくいわれる「お客さん」状態でした。

そんな彼は、漢字を覚えることができるので、
漢字テストに向けて練習し始めます。
休み時間、一人黙々とドリルに書き込み、
家では机に向かいノートに練習です。
テスト前日は、本番のつもりになって練習していました。
「しっかり、書ける」とお母さんに話すものの、
「もう1回書いておいた方がいいんじゃない」とささやかれると、
「あっ」と、また練習です。
テストの結果、22人呼ばれた満点メンバーの中に彼は入っていました。
「初めてだ」と言いながら嬉しそうに受け取ったテストを束に重ねていました。
そして「この調子でいかなきゃ…。」

番組の中の彼を見ていて、何よりも嬉しくなったのは、
自分の得意なものについて、
まっすぐに頑張ろうという姿勢でした。
兄弟をはじめ、家族があたたかく彼の努力を支えている様子もなるほどと思えました。

彼の努力の姿は、
本来、もち合わせている気質のようなものもあるかもしれませんが、
周囲のあたたかさもかけがえのない要素だと思えます。
決して、うまくいくことばかりではないかもしれません。
それでも、
彼が頑張っていること、頑張ろうとしていることを周囲がちゃんとわかっていること、
安心して、努力できて、表現できる環境があること…。
これが何よりも大切なことなのではないでしょうか。

コンブリオもそんな場所のひとつでありたいと願っています。

2010年3月1日月曜日

3月のお休み

定休日(日曜・祝日)および 3/20(土)~3/24(水)です。

お問い合わせフォーム、FAXでの受付はお休みの期間でも可能ですが、
お返事は休業日明けになります。
よろしくお願いします。

2010年1月30日土曜日

2月のお休み

定休日(日曜・祝日)および 2/1(月)~2/3(水)です。

お問い合わせフォーム、FAXでの受付はお休みの期間でも可能ですが、
お返事は休業日明けになります。
よろしくお願いします。

2010年1月14日木曜日

都教委 土曜日の授業を容認へ

今日のお昼のニュース(ソースはこちら)でやっていました。
(以下引用)
「都教委 土曜日の授業を容認へ」1/14 12:22配信
「ゆとり教育」の転換ともいわれる新しい学習指導要領の実施で、今よりさらに授業時間の確保が難しくなることなどから、東京都教育委員会は、学校週5日制の原則から一歩踏み出し、都内の小・中学校に対して土曜日の授業を認めるという通知を出すことになりました。
公立の学校は、「ゆとり教育」の一環で、平成14年度から土曜日と日曜日を休日とする完全学校週5日制が導入されています。しかし、学校現場からは、授業時間が足りなくなったという指摘もあり、土曜日に補習を行ったり、夏休みを短縮したりして授業を行っている学校もあるほか、教える内容が増える新しい学習指導要領の実施で、さらに授業時間の確保が難しくなっています。このため東京都教育委員会は、各学校の実情などを踏まえ、都内の小中学校に対し、土曜日の授業を認めるという通知を出すことになりました。土曜授業を行うにあたっては、保護者や地域の人に授業を公開することを条件に月2回までとし、実際の運用は区市町村の教育委員会や学校の判断に任せるとしています。(続きはこちら)

指導要領の改訂に伴い、その実施には授業時数を「どこで」「どうやって」増やすことで対応していけるのか…と数年前から学校は検討していました。これまで通り、土日を休日にするならば、当然平日に授業を増やすか、長期休業期間を減らして確保するか、モジュール(?)…というのが大方でした。こうすると、例えば、1年生の6時間授業実施、高学年は毎日が6時間授業の時間割など、子どもにも、クラスの子どもの見取りや多くの会議で毎日の時間が既に飽和状態に近い先生にもなかなか大変な状況が予想されていました。
今回の報道内容が、その通り通知されると、都教委が出す条件の下、自治体・学校の判断で土曜日の授業が行われることになります。
これはこれで始めるとなると、学校は地域やPTAとの調整等、一仕事かもしれません。
平日において少しでも先生たちの時間的な余裕が生まれ、子どもに対しての準備や振り返りの時間が充実できることになるならば、子供の安心できる学校生活につながることを期待しています。
土曜日の授業、先生たち大変かなあ。

コンブリオで行う予定のグループ学習は、毎週土曜日の予定です。
今後、近隣の小学校での動向がわかれば、グループ学習の実施時間については、修正・変更を検討せざるを得ません。
動向等、詳細決まり次第、ホームページ・ブログでもお知らせします。

2010年1月2日土曜日

明けましておめでとうございます

本年もコンブリオをよろしくお願いいたします。