2010年4月24日土曜日

自閉症…改善?治る?

今月は、数多くのニュースの中に、
発達障害児(者)へ の治療・療育に関するものを多く目にしたように思います。
先日のブログで も紹介したものに続き、
気になる2つの記事を紹介します。

一つ目の記事は、
恐らく「治る」という表現が何らかの波紋をよんでいそうな内容です。
(「【解答乱麻】明星大教授・高橋 史朗 豊かな言葉がけ見直そう」 産経ニュース 2010/04/19 リンク)
いくつかの事例があわせて紹介されているので、
慎重に読み進める必要があります。
親子の関わりが、よい方向への足が かりになるのではないかという部分は、
決定的な好例ではないかもしれませんが、
絶対間違っているとも言い切れないものを感じます。

もう一つは、症状改善の一例です。
(「自閉症:オキシトシン投与で知的障害者の症状改善 金沢大」毎日新聞 2010/04/24 リンク)
 あくまで、ごくごく一つのケースのようです。
今後、効果を見極めること、
同様の見地に立って、症例をどれだけもつことができるか…がポイントかと思います。