2009年12月3日木曜日

魅力的な個性の発見

こんにちは(^^) 今年も残りわずかとなりましたね。

さて、
大変残念なことに、発達障害の子どもは共感性にかけるという見方が、社会的にはまだまだ多いようです。
しかしながら、人として対等な視点からこの状況を見た場合、これは一方的な見方であり、いわゆる定常発達の側にも発達障害と診断された側への共感性がもてない事実があるということを意味しているのではないでしょうか。

「発達障害だから・・・・」「この子はこういう子だから」などの思い込みををなくして接することで、今まで見えなかったことに気づくかもしれません。
特にコミュニケーションが苦手なお子さんは、その表現方法が大人の定義とは違っている場合もあり、悲しみや寂しさ、あるいは抗議や怒り、またある時は喜びなど、本当に伝えたいことが見えてくることもあると思います。

また、その難しい対応に苦しむ場面もあると思いますが、子どもから表現されるフラストレーションの根底にこそ正に、その子本来の姿(美しさや輝き)があると信じています。

すべての思い込みをなくして、ありのままの子ども達と一緒にいることで、その魅力的な個性の発見と発展を応援していきたいと思ってます。

※すべての思い込みをなくし、ありのままの相手を受けとめるということは、深く人の本質の理解に繋がるものです。これは同時に自分自身が、自分の良いも悪いも含めてありのままを愛情をもって受けとめていくことを意味します。
この作業は、自他ともに人それぞれの持つ特有の美しさや輝きを認識することに繋がり、人生を通して深みを増し、広がりをもって続いていくものだと思っています。
yukie