2011年4月2日土曜日

子どもに「愛情がつたわらない」悩み           〜 自信をもって大丈夫!! です 〜

さて、空気が読めないと言われてしまう子ども達ですが、目の前にいる人が自分に向けた否定的な感情や事柄については、とても敏感に反応してしまいます。
そしてこの子ども達の敏感さが悪い方向で働きだすと、「お母さんは自分のことが本当は嫌い」とか「兄弟姉妹と比べて嫉妬する」、「本人にとっての完璧な愛情を求めてくる」などの状況が起きてしまい多くのお母様方が心を痛めています。多くのお母様方は献身的にお子様に向き合っていて、なんとかわかってもらおうと一生懸命です。


この状態に陥る要因のひとつとして、とても繊細な子ども達ゆえに100%完璧な愛情を求めていて、自分の求めていた形や質が少しでも違うと「愛されていない」と感じてしまっていることがあるかもしれません。
しかしながらこの「愛されていない」は真実ではありません。これまで見てきた限り、親子の間には深い愛情・絆が確かに存在しています。


人の大切な成長のひとつに“自分の望む様な形でなかったとしても相手の愛情を汲み取る”すなわち“相手のエッセンスを心から認める”というプロセスがあります。ですから、お子様の求める完璧な愛情を満たそうとしすぎると、結果的にお母様が疲れ果ててしまいます。
視点を少しかえて、ご自身の子どもに対する愛情に自信をもって、そして自分を責めずに肯定的に、お子様と健康的な関係を築いて互いに成長していくことがポイントです。Yukie