みなさん、こんにちは。
漢字を覚える方法として「漢字をパーツに分けて、その組み合わせを覚える」があります。
このパーツのとらえ方が、お子さんによって違ってきます。
「達」という漢字(4年生で学習)を例にご説明します。
まずは、よく見られる分け方です。
「 土 + 羊 + 辶 」ですね。パーツごとに色も変えています。
ところが、「ひつじ」という漢字がしっかりつかめていないお子さん(「半」と混同するようなタイプのお子さん)の場合、次のような分け方もあります。
「十 + 立 + キ + 辶 」です。分解数が増えてしまいましたが、「幸」と間違えないように、カタカナの「キ」を強調しています。
また「幸」の他に「辛」と間違えないようにするにも「土」または「十」ということに意識を向けることは大切です。
部首:しんにょう(しんにゅう)のくねくねと曲がった部分、最後のはらいの部分が見本の通りにならずに何度も書き直してしまうようなお子さんの練習の場合は、この見本のように筆順に合わせて色を変えることで線の動きがとらえやすくなります。
コンブリオでは、お子さんの特性、習得度を把握して練習用のパーツを提示します。
もちろん、お子様の成長・発達・に合わせて提示資料が変わりますので、次第に一つひとつのパーツも複雑になっていくことで、一度に覚えられる画数も増えていきます。